帯状疱疹神経痛について

帯状疱疹神経痛について

帯状疱疹神経痛は、帯状疱疹によって生じた水疱などの皮膚症状が治まった後も持続する痛みを指します。帯状疱疹の合併症の中で最も頻度が高く、帯状疱疹を発症した5～20％の方に合併するとされていますが、高齢になるほど発症率が高くなります。

帯状疱疹神経痛の原因について

帯状疱疹は、疲労やストレスなどの要因で免疫力が低下した際に、体内に潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが活発化することで発症します。帯状疱疹を発症すると皮疹や神経痛が生じますが、免疫機能が正常に戻るとウイルスの活動は抑制されるため、帯状疱疹の症状も徐々に回復していきます。

しかし、ウイルスの制御機構が上手く働かないと、帯状疱疹を発症したときには正常だった神経線維が損傷を受けることがあります。神経線維が傷ついた結果、帯状疱疹の皮膚症状が治まった後も痛みが残る帯状疱疹神経痛につながることになります。

帯状疱疹神経痛の症状について

帯状疱疹神経痛の症状や程度には個人差がありますが、「突き刺すような痛み」「焼けるような痛み」「ズキズキするような痛み」「電気が走るような痛み」などがよくある症状です。皮膚感覚に異常が起こるケースも多く、痛みが起こった部分の皮膚感覚が鈍くなります。また、皮膚に軽く触れただけで痛みを感じるアロディニアと呼ばれる感覚異常が起こることも多く、日常生活に支障が出るケースも少なくありません。

帯状疱疹神経痛でお困りの方は当院にお任せください

当院ではカウンセリングや診察に十分な時間をかけ、できる限り短時間で症状を改善することを心がけております。帯状疱疹神経痛は身体の疲労や不調が現れているサインです。「またか…」と放置せずに、症状が続く場合や繰り返し起こる時は早期受診が症状に悩まない生活を手に入れる第一歩になります。帯状疱疹神経痛のお悩みがある方はぜひ一度当院にご相談ください。