顔面神経麻痺について

顔の筋肉を動かす神経に麻痺が生じる病気のことを顔面神経麻痺と呼んでいます。

そもそも顔面神経とは、脳から側頭部、耳の下を通って、顔の様々な筋肉に張り巡らされています。顔の筋肉を動かして表情を作ったり、まぶたや口を動かす、唾液や涙の分泌を促すなど様々な役割を持ちます。

このうちどこかの部分で異常が発生した際に、顔面神経麻痺が発生します。

顔面神経麻痺の症状について

具体的な症状としては、表情を作ることができないことがまず第一に挙げられ、その他にも水を飲もうとすると口から溢れてしまったり、口を膨らませることができないなど、様々な不都合が生じます。

これらだけではなく、めまいや味覚障害、難聴などの症状が表れることもあります。

顔面神経麻痺の原因について

主にヘルペスウイルスが原因だとされています。体に潜んでいるウィルスが、体の抵抗力が低下したときに活発に活動を始めます。その他にも中耳炎や耳下腺間から引き起こされるケースもあります。

重症となると入院による治療、また手術が必要になることもあります。麻痺が発生してから早急に治療を行う必要があるため、できるだけ早く専門家に相談することが大切です。

顔面神経麻痺でお悩みの方はブレアにお任せ下さい

鍼灸の治療では鍼やお灸の刺激で、こわばった筋肉の血行改善や、圧迫を受けている神経の修復を助けていきます。さらに氣のバランスを整えて、症状が起きにくい体にしていきます。

顔面神経麻痺は8割の方が治療すると治っていくと言われております。しかし残りの2割は病状の治りが遅くなったり、顔がゆがんだままになる、笑ったときに口角の上がり方が違う、目が開けにくいなど、その後の生活にに大きな影響を与えてしまいます。

顔面神経麻痺と診断された場合は、初期の頃から治療を開始されると回復も早く、後遺症が残る確率も低くなります。治療を早い段階から始めると、口角の動きや目の動きが改善され、お顔の歪みが治っていきます。