脊柱管狭窄症について

脊柱管狭窄症と聞いてもあまり聞いたことがないという人が多いかもしれません。背骨の中を通っている脊髄からの神経の通り道を脊柱管と呼びますが、この脊柱管を構成している骨や靭帯の厚みが厚くなり、椎間板の突出などによって脊柱管が圧迫を受けて狭くなってしまう病気のことを指しています。

脊柱管狭窄症の症状

具体的にどのような症状が現れるのかと言うと、歩いている時や立っている時に、お尻から足にかけて痛みやしびれが発生することが主な症状です。歩くと症状が悪化するけれども休むと和らぐことが多いのが特徴です。前かがみになる姿勢をとることで症状が和らぐことも、一つの特徴と言えるでしょう。

なぜこのような症状が発生するのか、その原因には加齢による変化が挙げられます。脊柱管を構成している背骨や靭帯、椎間板が加齢により変化して狭くなる他に、椎間板ヘルニアなどの病気でも脊柱管が圧迫されれば、これが狭窄症に繋がります。痛みやしびれの症状を感じたら、日常生活に支障をきたす前に専門家に相談することをおすすめします。

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